スタッフブログ

sp_btn01.png
お問い合わせはこちら

2012.01.18更新

皆様 今年もよろしくお願い致します。
昨年末は、相続税の申告書作成に追われました。
所謂争続で、相続人が11人もいる資産家の相続でした。遺言書があったので遺言書通り長男に不動産の相続登記はできたのですが、他の相続時精算課税も何も使わず、母親の相続に期待を寄せていた相続人が遺言書の存在、その内容に
立腹し遺留分を侵害していると、内容証明郵便を、遺言書で遺産を取得した相続人に11月に送ってきたのです。
震災の関係で提出期限が1月11日だったのですが、内容証明郵便を郵送してきた相続人は私の申告書の税務代理権限証書に実印を押してくれるはずもなく、別の税理士をたててきたので、その先生と同じ内容の申告書にするのに手間どり
ました。土地の評価額など正解が1つあるわけではないので、別々でもよかったのですが、遺留分の減殺請求の裁判に
なったら、同じ税額を請求されるので初めから同じにしたわけです。
これから、裁判がどうなるかご報告していきたいと思います。
税務署に行ったついでに、前回報告した不動産所得の還付請求がどうなったか担当者を呼び出して聞いたところ
認められたそうです。180万円納税者に還付されます。
電話ぐらい頂戴よと言いたいところでしたが、認めてもらえてお正月だし「ありがとうございました」と頭をさげました。
税務署と戦って勝つと気分いいですよ。
今年も戦います。ご期待を。

投稿者: 入野みどり税理士事務所